風柳メモ

ソフトウェア・プログラミング関連の覚書が中心

Windows XP Mode で Windows Update が終わらない…

動作検証のため

ノートPCのディスク容量不足のため、いったんは仮想ドライブを削除してあった Windows XP Mode を、必要に迫られて新たに外付けドライブに入れなおしたところ、Windows Update がいつまで経っても終わる(進む)気配がなく、IE8 も Microsoft Security Essentials も入れられない…なぜ?

検索してみると…

どうも、不具合っぽいなぁ。

Windows XPでCPUの使用率が100%になるバグにMicrosoftがパッチ配布予定 - GIGAZINE

http://www1.ocn.ne.jp/~doishun/report/svchost/

経由で、原因は、

Windows XP や Windows Server 2003 環境において、Windows Update 実行時に Svchost.exe の CPU 使用率が 100 % となる、時間を大幅に要する というお問い合わせを多く頂いております。
 :
【中略】
 :
(事象の詳細)
WSUS サーバーへの更新プログラムの検出実行時において、svchost.exe の CPU 使用率が 100% となる。
更新プログラムの検出処理自体は時間を要する場合があるものの、最終的には成功に至りインストールも正常に完了する。

(発生環境)
以下 2 点の条件を満たす環境で、本事象が発生する事を確認いたしております。

  • Windows Server 2003 および Windows XP
  • Single Core CPU、Hyper Threading なし等、マシン スペックが比較的不利である

(原因)
本事象は「Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム」の検出処理に起因しており、
 :
【後略】

Windows XP や Windows Server 2003 環境において、Windows Update 実行時に Svchost.exe の CPU 使用率が 100 % となる、時間を大幅に要する - Japan WSUS Support Team Blog - Site Home - TechNet Blogs

ということらしい。


とりあえず Windows Update (Microsoft Update) に頼らず、

Microsoft Update Catalog
Microsoft Security Bulletin MS13-097 - Critical

より環境に応じた『Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム』(2013/12公開分はKB2898785)を手動でダウンロードして実行してやれば、改善されるっぽい。
てっきり、Windows XPサポート終了に際しての暗黙的な警告かと思った…。