風柳メモ

ソフトウェア・プログラミング関連の覚書が中心

Linuxをクライアントに使うにあたっての覚え書き

諸般の事情により、Linux機を寝室のクライアントとして使うことになったので、行き当たった点などのメモを。
ちなみにLinux機はまだFedora 12

IBUSインプットメソッドフレームワーク

現象

[Alt]+[半角/全角]で入力モードが切り替わらない。
設定を見ると、Alt+Zenkaku_Hankakuは登録されているのに…。

解法
  1. IBUSのアイコンを右クリックし、設定(R)を開く
  2. 一般タブの、キーボードショートカットの切り替えのところの[…]を押す
  3. キーボードショートカットのAlt+Zenkaku_Hankakuとなっているところを選択し、キーコード横の[…]を押す
  4. [Alt]+[半角/全角]を押してダイアログが消えた後、[適用(A)]して、[OK(O)]を押す

で出きるようになった。
ミソは、Alt+Zenkaku_Hankakuではなく、Alt+Kanjiだった、という……キーボードによって違うのかな?

rdesktop

やはり現時点ではWindows機の方が自分には使い勝手がよいので、「寝室のLinux機から隣の部屋のWindows機をリモート操作しちゃえ、でもVNCはいろいろ面倒で使いたくないな…」と探してみたら見つかったもの。
もともとWindowsXP(Pro)についているリモートデスクトップのLinux用クライアントなものだから、設定も楽だし、VNCよりも早い気がする。
現時点で、.bashrcに

alias rdesk="/usr/local/bin/rdesktop -u <Windowsユーザ名> -g 1024x768 -a 16 -N -z -x l"

みたいにaliasを登録しておいて、

rdesk (Windows機のアドレス) &

のようにして接続している。

  1. -u はWindowsユーザ名の指定
  2. -g は解像度の指定
  3. -a は色数(ビット数)指定
  4. -N はクライアント(Linux)機と[Num Lock]同期
  5. -z はrdp圧縮有効
  6. -x は接続回線種別(速度)指定(lはLAN)

みたいな感じの模様。
ちなみにリモート接続した場合のスタートメニューにはシャットダウンが存在しないが、[Ctrl]+[Alt]+[Del]では出てくるので、リモートでシャットダウンすることも可能。

sshトンネルの張り方

いろいろ方法はあるみたいだけれど、とりあえず

ssh @ -L localhost:::

  1. : リモートホスト上のユーザ名
  2. : リモートホストのアドレス(インターネット経由ならグローバルアドレス)
  3. : ローカルで結びつけるのに選んだ適当な(空きの)ポート番号
  4. : リモートホストのネットワーク上のアドレス(イントラネット上のアドレス等)
  5. : 接続したいサービスのポート番号

のようにして、リモートホストにsshで接続するときにトンネルの指定をしている。例えば

ssh foo@bar.jp -L localhost:8080:192.168.0.100:80

とすれば、ローカルのポート8080とリモートネットワーク上のホスト192.168.0.100:80(HTTP)がトンネルで繋がるので、ブラウザで

http://localhost:8080/

のようにアクセスすれば、リモートホスト上のローカルに公開しているWebサイトをsshトンネルを介してローカルホスト上で参照できる。